様々な表現方法で

様々な表現方法で

子供達は理解をしていても、うまく表現できない場合が多々あります。理解したものを表現する方法は「書く」「言う」だけで子供の理解度を判断しないでください。
例えば、カードを用意して並べて単語や数式を作成し、「書いて表現する」ストレスから解放してあげる事で、楽しく学ぶことができますし、子供の理解度を判断しやすくなります。
また、「書く」「言う」の表現に問題ない子でも、正しく表現できているとは限りません。

頭の中では掛け算の「×」の記号が浮かんでいるのに、口では「足し算」と答えてしまうことがあります。
言葉と文字が結びつきにくい子の場合は、口頭で聞かずに、もしくは口頭で間違った事を言っても、「間違ってます」とすぐに判断せず、書かせてみると理解している事もあります。
中には、×の記号もなかなか覚えられない為に間違った式を書いてしまう場合もあります。
間違った式を書いてしまった為に、つられて間違った答えを書く事もあります。
「学ぶ」と言うことは、まず「理解」することから始まります。正しい表現方法は、後から少しづつ身につけても問題ありません。
子供をしっかり観察し、どこまで理解しているかを表面的なものに惑わされず 様々なアプローチで確認しましょう。

特に、学習障害や発達障害などの診断名がついた子供達は、劣等感の塊です。
安易に「出来ない」という評価をくだす前に、じっくり子供たちと向き合っていく事で、その子たちの持つユニークな表現方法という発見があるかもしれませんね。
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